FXのデイトレードは、副業として考えると他の投資に比べて優れた点がいくつもあります。
投資の中には立場によって行えないものや、資金量によって行動が制限されてしまうものがあります。
一方でFXは、「誰でも」「いつでも」「どこでも」「どんな資金量でも」することができるのです。
FXのデイトレードは本業を邪魔することなく、空いた時間だけで完結させることが可能な優れた投資なのです。
本記事では、デイトレードが副業に向いている点を13項目に分けて紹介します。
Contents
FXは誰でもできる
FXのデイトレードは、誰でも行える点が副業に向いています。
例えば株式投資の場合、投資したい銘柄の関連企業で働いていたりすると、下手するとインサイダー取引になってしまうので誰でも行えるわけではありません。
その点FXは、インサイダー取引など政府関係者や中央銀行関係者くらいしかいないので、ほとんどの人は安心して投資をすることが可能です。
FXは少額から始められる
FXのデイトレードは、少額から始められるので副業に向いています。
副業で投資を考えた場合、現在は「株」「不動産」「先物取引」「事業投資」「投資信託」など様々な投資先があります。
最近はさまざまな投資について少額から可能になっているので、必ずしもFXのデイトレードだけが少額で可能というワケではありませんが、それでも最低で数百円から数千円程度で投資ができると言うのは魅力的です。
最低投資金額が最も大きな投資と言えば、不動産投資でしょう。
中古マンションを買ったり、土地があればアパートを建てたりして家賃収入を得る投資です。
不動産投資は安定性が抜群であり人気の高い投資ですが、頭金として何百万も必要だったり、購入代金をローンで支払い続けなくてはいけなかったりと、何かとまとまったお金が必要です。
それに比べると、FXは安定性はないものの必要な資金など最小なら数千円程度ですので、学生のお小遣いで始めることも可能です。
FXはいつでも始められる
FXのデイトレードは、いつでも始められる点が副業に向いています。
副業する上で大事なのは、本業に影響がない範囲で行うことです。
そのため副業で事前にどんな予定を立てていようとも、本業の日程変更などで副業の予定と被ったりしたら副業は断念せざるを得ません。
そのため、副業は本業の予定に左右されるようなものでないことが望ましいでしょう。
株式投資は？
株式投資や先物取引、投資信託などは、その収益が景気や世界情勢に大きく影響されるため、売買すべきタイミングというのは限られています。
その絶好の売買タイミングにおいて本業で忙しくなっていれば、せっかくの収益チャンスを逃してしまいます。
不動産投資は？
不動産投資については、ローンを組む場合がほとんどなので、金利が安い時や頭金としてまとまったお金がある時にすべきでしょう。
また、条件の良い投資用不動産が売りに出されている時である必要もあります。
このように、不動産投資はかなり外的な要因に左右されてしまうのです。
FXのデイトレードは？
FXのデイトレードは、一日の中で1～2時間程度の時間を見つけたらすぐに始めることができます。
為替レートの値動きの大きい小さいはありますが、よほど閑散とした時間でもない限りは常にFXのデイトレードで利ザヤを稼ぐことは可能でしょう。
極端な話、昼休憩や通勤中の電車の中など、スマートフォンがあればささっと売買ができてしまいます。
このように、いつでもどこでも始められるのがFXデイトレードの強みなのです。
FXはいつでも止められる
FXのデイトレードは、いつでも止められる点が副業として優れています。
副業で調子が良くなってきたとしても、本業が忙しくなって副業に時間を避けなくなったり、止む負えない事情でそれ以上資金をつぎ込めなくなる場合があります。
株式投資くらいであれば持株を売り払うだけでよいですが、不動産投資や事業投資であれば「もう無理ですので止めます」と言うわけにはいきません。
不動産投資であれば組んだローンを払いきるまでは止めることができないですし、事業投資であれば仮に自分が事業に参加していれば事業そのものがとん挫してしまう可能性があります。
また、不動産投資や事業投資を始めては見たものの、収益が悪くてやる意味がないと感じたとしてもすぐに止められるものでは無く、ケリを付けるまでは損失が垂れ流しになるのです。
その点、FXのデイトレードは忙しければ取引しなければよいですし、利益を上げられなくて自分には向いていないと感じたならば止めてしまえばよいのです。
「いつでも止められる」というのは、特にリスクのある投資においては非常に重要な要素なのです。
FXは24時間トレードできる
FXのデイトレードは、24時間トレードできる点が副業に向いています。
本業がある人の場合、勤務時間によっては投資活動そのものが不可能な場合があります。
例えば、株式投資や先物取引などは取引時間が決まっており、本業が取引時間と被っている場合はほぼ副業が不可能になります。
また不動産投資なども物件を調べて、現地に行って下見して、といったことが必要になりますが、不動産を斡旋してくれるところと日程が合わなければそれもできません。
その点、FXは24時間トレードが可能であり、自分の本業外の時間ならいつでも取引することが可能です。
日中働いている人でも、夜に働いている人でも、休みが不定期な人でも、どんな人でも自分の空き時間に投資できるのがFXのデイトレードなのです。
FXはレバレッジを利かせられる
FXのデイトレードは、レバレッジ（資金を担保として元本の何倍もの取引をすること）を利かせることができるので、大きく儲けられる可能性がある点が副業に向いています。
株式投資でも信用取引がありますが、それでも資金の3倍までしか購入することができません。
先物取引では、レバレッジは5～10倍程度です。
一方でFXは、日本国内なら個人で最大25倍までレバレッジをかけることができ、少ない資金を大きく増やせる可能性があります。
副業は本業に比べて時間を多く割けないので、短い時間の中で結果を出す必要があります。
その点、レバレッジが高いFXは株式投資などよりもよほど短時間で大きな利益を出すことができるでしょう。
FXは費用が少ない
FXのデイトレードは、他の投資に比べて手数料、つまり投資にかかるコストが小さいです。
例えば不動産投資の場合、不動産取得後も固定資産税や管理費、修繕費など何かと費用がかかります。
一方で、FXのデイトレードならかかる費用はせいぜいスプレッド分（売値と買値の差）で、例えば100万円分の投資に対して数十円から数百円程度の費用です。
費用がかかればそれだけ収益率としては悪くなるので、費用の大きな副業は効率が悪いです。
その点、FXのデイトレードは不動産投資などに比べると、費用をほとんど考えなくて良いので効率がよいのです。
FXは流動性が高い
FXのデイトレードは、流動性（売り買いのしやすさ）が高いので副業として優れています。
なぜなら流動性が高い金融商品は、買いたい時に買うことができ、売りたい時に売ることができるからです。
例えば流動性が低い株式銘柄、つまり一日に数単位くらいしか売りに出されないような銘柄の場合、欲しい時に欲しいだけ買うことができないですし、売りたい時に売りたいだけ売ることもできません。
さらに株式は、買いが集中したり売りが集中したりするとストップ高やストップ安（買い手と売り手の数が合わず、値が付かずに一日の制限値幅の上限または下限まで動いてしまうこと）が続き、売買が成立せずに何日も経過してしまうことも少なくありません。
また、例えば不動産投資で言うなら中古マンションを買いたいとしても良い物件などそうそう見つかるものではありませんし、持っている中古マンションを売りたくてもすぐに買い手が見つかるものでもありません。
副業は本業のように時間をかけることができない分、行動できる時に迅速な投資と回収が求められますが、流動性が低い金融資産や不動産ではそれが上手くいかないのです。
FXでは、通貨ペアによっては一日に何兆円、何百兆もの取引高があるので、売買が成立しない瞬間というものは存在しません。
いつでも、どんな取引額でも売買が成立するのが、FXの金融商品としての強みである。
FXは毎日収益チャンスがある
FXのデイトレードは、毎日収益チャンスがある点が副業に向いています。
株式投資や先物取引などでは、価格が全く動かないということも頻繁に起きます。
価格が動かなければ利ザヤを稼ぐことはできないので、仕事になりません。
しかし、FXの場合、為替レートが全く動かないというのは固定相場でもなければあり得ない話なので、毎日必ず収益チャンスがあるのです。
従って、パソコンの前に座っていたけれど時間だけが過ぎてしまった、ということにはならないのです。
FXは動く時間が予測できる
FXのデイトレードは、事前に大きな値動きが起こる可能性の高い時刻を予測できるので、時間を絞ったトレードができ、短時間しか時間を作れない人にとっても副業に向いています。
為替レートに影響を及ぼす経済指標というのは、毎日何かしら発表されています。
為替レートは指標の発表直後に大きく動き出すことが多いため、指標発表のタイミングでパソコンの前に座っていられるのなら値動きの激しいタイミングでチャートを見ることができます。
人間は何時間もチャートを見続けることなどできないので、FXのように勝負時をあらかじめ分かっているとその時に合わせて集中すれば良いので効率がよいです。
FXは指標に敏感に反応する
為替レートは指標に敏感に反応するため、指標の発表タイミングを売買のとっかかりにすることができ、効率的にトレードができるので副業に向いています。
株式投資は指標にある程度影響されますが、銘柄によって動いたり動かなかったりと差が激しいです。
また、個別銘柄に関するニュースや経営指標などはたいてい事前告知なしで発表されるので、売買の起点にするのが難しいです。
その点為替レートの場合は、ほぼ確実に反応する指標の発表時刻はあらかじめ分かっていますし、通貨ペアも限られているので指標とチャートに集中することができます。
指標を売買の起点にしやすいFXのデイトレードは、簡単に投資のタイミングを掴みやすいので短時間しか行えない副業に向いています。
FXは取引システムの完成度が高い
FX取引は、他の金融商品の取引システムに比べて完成度が高いところが多く、簡単に使えるためパソコンが苦手な人でも取引が容易で副業に向いています。
FXの取引システムはFX業者により異なりますが、全体的に株式の取引システムよりも注文方法が充実しており、損失の限定や利益の確定に有利なシステムが導入されています。
特に、自動で損切するための逆指値（決めた価格になったら決済する指値）は全てのFX業者のシステムにある一方で、株式注文のシステムでこれを導入しているところは非常に少ないです。
逆指値ができるかどうかは資産を守る上で非常に重要なので、知識や技術が未熟なトレーダーにとっては命綱にもなりうるシステムです。
FXは身の丈に合った取引ができる
FXは身の丈にあった取引ができるので、どんな経済状態の人でも投資をすることができ、幅広い層の副業に向いています。
例えば、預貯金もなく月の給与が20万円の会社員であれば不動産投資などは非常に困難ですが、FXであればすぐにでも始められます。
逆に資産が10億円あり、その資産を使って不動産投資をしようと考えても、条件にあった物件がすぐに見つかるわけではありません。
しかし、FXなら10億円でも軽くトレードは可能です。
株式投資においても銘柄によって必要な資金は数千円程度のものから百万円を超えるものがあったり、流通量が少なくて欲しいだけ買うことができないなど、資金量や流通量で取引の制限を受けますが、FXは資金量も流通量でも制限はほぼありません。
つまりFXは、資金が小さい人でも資金が大きな人でも、その資金に合わせた金額で同じ土俵で勝負することができ、それぞれの身の丈にあった取引額で利益を上げることができるのです。
株式や不動産では資産規模によって投資対象が変化したり投資効率が変化したりしてしまいますが、FXならどんな資金でも問題無く市場が吸収してくれるのです。
FXデイトレードは副業に向いている
FXデイトレードが副業に向いている理由を13項目に分けて紹介しましたが、要点としては「誰でも、いつでも、どこでも、どんな資金量でも」投資を行えると言うのが、FXデイトレードが他の投資に比べて副業に向いている点です。
本業だけでは物足りなかったり、より所得を増やしたいと感じている全ての人に、FXデイトレードを副業の一つとして強くおすすめします。
コメントを残す