ハイレバレッジでトレードができ、ゼロカットシステムで入金したお金以上の損失を被る心配がないのが国内FXにはない海外FXの大きな魅力です。
特に、スキャルピングを主戦場としているトレーダーの方であれば、このうちハイレバトレードが最大のメリットになります。
国内FXでは大量にpipsを抜く労力を割いても、手元に残る利益は雀の涙程度。
そこで、海外FXを使ってハイレバレッジの取引をすれば、同じ労力でも残る利益は何倍にもなるわけです。
当ブログ管理人Y作がメインで活用している海外FX業者はXMですが、XMのスタンダード口座のスプレッドは比較的広く、スキャルピングにはあまり向いていません(デイトレには一番オススメできます)。
そこで、海外FXでスキャルピングをするなら、ハイレバレッジで、スプレッドが比較的小さいTitanFX(タイタンFX)がオススメであることは過去の記事でお伝えした通りです
>>XMのスプレッドは広すぎる。スキャルピングならTitanFXがオススメ!
しかし、XMにはスキャルピングトレーダー向けに、最狭スプレッドがゼロ(別途取引手数料がかかります)になるXMZero口座なるものが用意されているため、これを使いたくなりますが・・・
ここで少しストップ!!
実はTitanFXにも、最狭スプレッドをゼロにしたTitanFX BLADE(ブレード)と呼ばれるスキャルピングに特化した口座が用意されています。
そこで今回は、XMとTitanFXそれぞれのスキャルピングに特化した口座タイプを徹底比較し、結局ハイレバのスキャルピングにはどの口座がベストなのかについて詳しく検討します。
Contents
XM Zero口座とTitanFX ブレード口座の前提知識
まず前提知識として、XMでもTitanFXでも最狭スプレッドが0になる口座タイプでは、スプレッドとは別に「取引手数料」なるものが発生します。
これは注文方式がNDD方式といって、FX業者が仲介せず直接市場に注文を流すために発生する手数料なのですが・・・結論から申し上げると、両口座を比較するにあたっては、
- スプレッド
- 取引手数料
の両方を勘案して比較する必要があるという事です。
では早速見ていきましょう。
平均スプレッド比較
XM Zero口座とTitanFXの平均スプレッドは以下の通りです↓
XM Zero口座 | TitanFX ブレード口座 | |
USD/JPY | 0.1pips | 0.33pips |
EUR/JPY | 0.6pips | 0.74pips |
GBP/JPY | 0.9pips | 1.45pips |
AUD/JPY | 0.6pips | 1.12pips |
EUR/USD | 0.1pips | 0.2pips |
GBP/USD | 0.5pips | 0.57pips |
AUD/USD | 0.4pips | 0.52pips |
EUR/GBP | 0.8pips | 0.53pips |
以上のメジャー通貨ペア全てにおいて、スプレッドはXM Xero口座の方が有利であると言えます。
取引手数料比較
次に取引手数料です。
XM Zero口座の取引手数料
XM Zero口座では、手数料は10万通貨あたりに片道5通貨(往復10通貨)かかります。
この手数料は、通貨ペアの左側の通貨が適用(USD/JPYなら、左側のUSDが適用)され、ポジションオープン時・決済時に発生します。
例えばUSD/JPYを1ロット取引する場合、 ポジションオープン時に5ドル、決済時に別途5ドル、合計10ドルの手数料がかかります。
同様にEUR/JPYを1ロット取引する場合、往復10ユーロの手数料がかかります。
つまり、通貨ペアやその時の為替相場によって、円ベースの取引手数料が変動するのです。
TitanFXブレード口座の取引手数料
それに対し、TitanFXブレード口座の手数料は、1ロット10万通貨当たり片道360円(往復720円)と固定されているので、分かりやすいです。
現時点の為替相場で1ロット10万通貨あたりの往復の取引手数料を円換算すると、次のようになりました。
XM Zero口座 | TitanFX ブレード口座 | |
USD/JPY | 1,116円 | 一律720円 |
EUR/JPY | 1,293円 | |
GBP/JPY | 1,451円 | |
AUD/JPY | 821円 | |
EUR/USD | 1,293円 | |
GBP/USD | 1,451円 | |
AUD/USD | 821円 | |
EUR/GBP | 1,293円 |
以上のメジャー通貨ペア全てにおいて、取引手数料はTitanFX ブレード口座の方が有利であると言えます。
JPYペアで考えると、相当円高にならない限り、TitanFXに軍配が上がり続けます。
スプレッドと取引手数料合算で比較することがポイント
冒頭に述べた通り、XM Zero口座とTitanFX ブレードを比較するにあたっては、①スプレッド②取引手数料を合算して、どちらが有利かを検討する必要があります。
スプレッドと取引手数料を合算すると、1ロット10万通貨あたりの取引コストは次のようになります。
XM Zero口座 | TitanFX ブレード口座 | |
USD/JPY | 1,216円 | 1,050円 |
EUR/JPY | 1,893円 | 1,460円 |
GBP/JPY | 2,351円 | 2,170円 |
AUD/JPY | 1,421円 | 1,840円 |
EUR/USD | 1,393円 | 920円 |
GBP/USD | 1,951円 | 1,290円 |
AUD/USD | 1,221円 | 1,240円 |
EUR/GBP | 2,093円 | 1,250円 |
多くの通貨ペアでTitanFX ブレード口座に軍配が挙がる結果となりました!
もちろん、これは現時点の平均スプレッド、為替相場等の条件を元にした結果であり、条件次第は結果は変わります。
今回の考察結果はあくまで参考程度に考えて頂ければ幸いです。
XM Zero口座とTitanFX ブレード口座の手数料が逆転するケース
では、一例としてUSD/JPYとGBP/JPYで、両口座の手数料が逆転するケースを検討します。
※平均スプレッドは所与とします。
USD/JPYの通貨ペアの場合
レート | XM Zero口座 | TitanFX ブレード口座 |
1ドル=110円 | 1,200円 | 1,050円 |
1ドル=95円 | 1,050円 | 1,050円 |
1ドル=80円 | 900円 | 1,050円 |
USD/JPYの場合、1ドル=95円よりも円高にならない限り、Titan FXが有利になります。
GBP/JPYの通貨ペアの場合
レート | XM Zero口座 | TitanFX ブレード口座 |
1ポンド=145円 | 2,350円 | 2,170円 |
1ポンド=127円 | 2,170円 | 2,170円 |
1ポンド=110円 | 2,000円 | 2,170円 |
GBP/JPYの場合、1ポンド=127円よりも円高にならない限り、Titan FXが有利になります。
それ以外の通貨
参考のため、それぞれの口座の手数料がイコールになるレートも載せておきます。
今のレートで考えると現実的ではないレートもありますので、どちらの口座が有利かの判断材料になると思います!
レート | XM Zero口座 | TitanFX ブレード口座 | |
USD/JPY | 1USD=95円 | 1,050円 | 1,050円 |
EUR/JPY | 1USD=86円 | 1,460円 | 1,460円 |
GBP/JPY | 1USD=127円 | 2,170円 | 2,170円 |
AUD/JPY | 1USD=124円 | 1,840円 | 1,840円 |
EUR/USD | 1USD=82円 | 920円 | 920円 |
GBP/USD | 1USD=79円 | 1,290円 | 1,290円 |
AUD/USD | 1USD=84円 | 1,240円 | 1,240円 |
EUR/GBP | 1USD=45円 | 1,250円 | 1,250円 |
結論!スキャルピングにはTitanFXブレード口座がオススメ(Y作も使い分けています)
以上、XM Zero口座とTitanFX ブレード口座の徹底比較でした!
通貨ペアにもよりますが、ハイレバレッジでスキャルピングしたい方には、TitanFX(タイタンFX)のブレード口座がオススメできることがお分かりいただけたかと思います
最大レバレッジ500倍なので、XMの888倍には及びませんが、十分大きなレバレッジでの取引が可能です。
(もちろん、AUD/JPYのようにXMが有利な通貨ペアであったり、多少割高でも888倍のハイレバレッジ取引がしたい方はXMZero口座も一考の余地ありです。)
また、TianFXはXMと同様に安心のゼロカットシステム・追証なしを採用しており、入金額以上に損失を出す恐れはありません。
残念ながらXMのような豊富なボーナスキャンペーンはありませんが、単純な取引コストだけで比較すれば、大きなメリットがあります。
私の個人的な見解としては、デイトレードはXMのスタンダード口座、スキャルピングはTitanFX(タイタンFX)のブレード口座のような使い分けがベストではないかと思います。
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