海外FX XMで「WTI原油先物」をレバレッジ66倍で取引可能！原油先物の商品性と取引方法ご紹介

こんにちは、Y作です。

今回はXMで「WTI原油先物」をトレードする方法をご紹介します。

コロナショック以降、原油価格が大暴落しているというニュースがテレビや新聞で取り上げられていましたね。

実際、WTI原油先物価格は3月上旬から大きく下落しています↓↓

外国為替に比べて、あまり原油の取引をしている人は多くないと思いますが、昨今のニュースを聞き、多少興味をお持ちの方はいらっしゃるのではないでしょうか？

実はXMでもWTI原油先物を取引できるのです！

今回はWTI原油先物の商品性から値動きの特徴、XMでトレードする方法とメリットとご説明します！

WTI原油先物とは？

原油価格はアメリカ、サウジアラビア等の産油国で複数の価格指標があります。

原油価格の代表的な指標には、アメリカ産のWTI原油先物、欧州産の北海ブレント原油先物、中東産のドバイ原油スポット価格があり、これらが世界の３大原油指標と言われています。

WTI原油先物は、ニューヨーク・マーカンタイル取引所（NYMEX）で取引されているWTI（West Texas Intermediate）というアメリカの代表的な原油の先物商品です。

WTIとは、西テキサス地方の中質原油という意味で、この地方の原油は含有硫黄分が少なく軽質で、ガソリンや軽油が多く採れるといった特徴があります。

取引量と市場参加者が多いことから、原油価格の代表的な指標のひとつに数えられています。

WTI原油先物は、1983年5月にニューヨーク・マーカンタイル取引所に上場され、同取引所の主要商品となっています。

原油は天然資源ですので、その質により価格は異なります。

ガソリンや灯油が多く含まれる軽質油で、硫黄分が少ないWTIは高値で取引され、重質で硫黄が多いドバイ原油はWTIより若干安くなる傾向があります。

WTI原油先物の値動きの特徴

原油価格は市場経済により、需要と供給のバランスで決まります。

需要面では世界経済の景気動向やガソリン・プラスチックなど様々な石油製品・石油化学製品の需要動向が影響し、供給面では産油国での供給動向（戦争・内戦による減産、タンカー襲撃、新しい油田の開発による増産）が影響します。

急激な原油価格の高騰に伴う、消費国での経済混乱はオイルショックと呼ばれますが、産油国では原油価格上昇により経済が好調となります。

また、投機資金によっても上下します。

WTI原油先物の価格は、世界同時不況に陥った2008年後半以降は株価との相関が強まり、足元の需給動向よりも、市場の景況感を反映する株価に反応するようになりました。

ただし、2009年7月以降、CFTC（米商品先物取引委員会）が商品先物取引における「行き過ぎた投機」を抑制するため、持ち高規制の導入および市場の透明性向上に向けた取り組みを強めています。

このため、株価が上昇しても原油価格は以前ほどには上昇しにくくなったと見られます。

コロナショック後の値動き

コロナショック以降原油価格は急落、WTI原油先物は3／30に17年ぶりの安値をつけました。↓↓

新型コロナウイルス感染拡大を受けた都市封鎖の影響が世界の主要国に波及し、需要が落ち込み供給過剰に陥っていることが下落の要因です。

WTI原油先物は一時20ドルを割り込み、一時19.92ドルをつけました。

しかし、4月に入ってからは、世界的な減産協定が近いうちに締結されるとの期待が広がり、原油先物価格は大幅上昇。↓↓

4／3の米WTI原油先物、北海ブレント原油先物ともに週間では過去最大の上昇率となっています。

石油輸出国機構（OPEC）は来週6日に緊急会合を開催する予定です。

OPEC関係筋によると、OPEC加盟国とロシアなど非加盟産油国による「OPECプラス」が、世界供給量の約10％に当たる過去最大の協調減産について協議しているとのこと。

ラピダン・エナジー・グループのロバート・マクナリー社長は「原油価格の大幅下落を巡る外交交渉が本格的に動き出し、減産の可能性が昨日よりも高まった」と指摘、「減産規模が拡大し、時期も前倒しされたようだ」と述べたとのことです。

XMでWTI原油先物を取引するメリット

XMでWTI原油先物を取引するメリットとしては次が挙げられます。

XMでは「CFD」という仕組みで「WTI原油先物」の取引ができる為、これだけのメリットがあるのです。

CFDについて詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。↓↓
>>>CFDで金や原油をハイレバレッジ取引をするオススメの方法

最大レバレッジ約66倍、最低証拠金435円からトレード可能！

WTI原油先物の取引にはXMの魅力である最大レバレッジ888倍は適用されず、次の計算によって必要証拠金が決まります。

必要証拠金＝ロット数 × コントラクトサイズ × オープン価格 × 証拠金率

例えば、XMでWTI原油先物1ロット＝100バレル取引する場合の証拠金を計算しましょう。
（WTI原油先物価格は現在29ドル）

計算すると「1ロット」×「100バレル」×「29ドル」×「1.5％」＝「43.5ドル」となります。

つまり、WTI原油先物を1ロット取引するためには日本円で約4,350円が証拠金として必要になります。

XMでは最小10バレルの取引が可能であり、10バレルであれば435円の証拠金でトレードが可能です！

取引手数料がかからない！（コストはスプレッドのみ）

XMでのトレードでかかるコストはスプレッドだけです。

基本スプレッドが4pipsである為、購入価格に対しわずか0.13%程度のコストということになります。
（0.04÷29＝0.13%）

またスワップポイントもなく、ロングでもショートでも日々のスワップポイントはゼロです。

休日を除くほぼ24時間トレード可能！

XMでは通常の為替取引と同様に、休日とロールオーバーの時間帯を除くほぼ24時間でWTI原油先物のトレードが可能です。

WTI原油先物を取引する際には「限月」に注意！

原油取引には限月というものが存在します。

為替のFX取引を中心に行っている人には馴染みがないかと思いますが、満期日になるとポジションは強制決済されてしまいます。

先物などにはよくあるのですが、XMのWTI原油先物は最長約1か月しか保有できません。

XMのホームページにある「先物カレンダー」で、それぞれの金融商品が「オープンされる日」「新たにポジションを持てず決済しかできなくなる日」「強制決済される日」が確認できます。

例えば、下のオレンジの枠が「5月限月」WTI原油先物のそれぞれの日付です。

「日／月／年」表記なので、オープンされる日が2020年3月18日、新たにポジションを持てず決済しかできなくなる日が2020年4月17日、強制決済される日が2020年4月20日ということになります。

実際にトレードしてみよう！

それでは実際にXMでWTI原油先物をトレードしてみましょう。

まずは口座開設、資金入金が必要です。

口座開設方法についてはこちらで詳しく解説しています。↓↓
>>>XMの口座開設方法(失敗しない口座タイプと取引ツールの選び方)

資金の入金方法についてはこちらで詳しく解説しています。↓↓
>>>XMのオススメの入金方法と事前に知っておきたい注意点

続いて、「WTI原油先物」を気配値に表示させる方法を、パソコン・スマホごとにご説明します。

パソコン

①メタトレーダーの「気配値表示」の「追加する」に「oil」と入力します。

その際「OIL-限月」と「OILMn-限月」が表示されますが、以下の違いがあります。

②「OIL」が追加されました。

スマホ

①メタトレーダーの気配値表示画面の「＋」をタップします。

②WTI原油先物は「Energies」に該当するので、それをタップします。

③「OIL」左側の「＋」をタップします。

④「OIL」が追加されました。