FXのデイトレにおいて、投資指標を正しく読み取ることは、利益を追求するにもリスクを回避するにも求められる技術です。
投資指標の内容によっては、発表されると為替レートに大きな変化をもたらすこともあるため、売買差益で利益を目指すFXのデイトレーダーにとって、投資指標の発表は最大のチャンスでもあります。
本記事では、FXデイトレにおける投資指標の重要性や投資指標の読み方、注目される指標などについて解説します。
Contents
FXデイトレにおける投資指標の重要性
FXのデイトレにおいて、投資指標は必ず確認しなくてはならない情報です。
それは利益を追求するためでもあるし、リスクを回避するためでもあります。
ここでは、FXデイトレにおける投資指標の重要性について解説します。
投資指標と値動き
投資指標は、為替レートに対して大きな影響を持っています。
まずは下記のチャートを見てください。
このチャートは、米ドル/円の1時間足ですが、投資指標が発表された直後に短時間で大きく値が動いています。
投資指標の発表前までは、米ドル/円はゆっくりと円安ドル高に動いていましたが、投資指標が発表された直後に急激に円高ドル安に傾いています。
そして数十時間かけて上昇してきた値幅を、わずか1時間足らずで帳消しにしてしまいました。
FXのデイトレにおいて、投資指標は効率的に利益を追求する上で必ず押さえておくべきことなのです。
投資指標を確認しないことの弊害
投資指標を確認することは利益を追求するだけでなく、リスクを回避する上でも重要です。
投資指標が発表されると、時にはとんでもない値動きをするので、何日の何時何分に、どんな内容の投資指標が発表されるかは頭に入れておかなくてはいけません。
投資指標を確認しないことの一番の弊害は、損切が計画通りにできない場合があることです。
投資指標の発表前後というのは為替レートが激しく動くので、いつも通りのトレードが成り立ちません。
特に発表から数分はスプレッド(ASKレートとBIDレートの差)が普段の何十倍にも膨れ上がることがあり、こうなると場合によっては注文通りの損切ができないこともあります。
1%の損失で済ますはずが、10%や30%の損失になってしまうようなことが起こりうるのです。
投資指標の発表後、為替レートがどちらの方向に動くかは誰にも分かりませんが、大きく動く可能性があることは間違いありません。
計画外の損失を防ぐためにも、投資指標の発表時刻を正確に把握し、それに合わせてポジションを持ったりポジションを解消したりすることも安全なトレードには求められます。
FXデイトレの投資指標の基本的な読み方
FXデイトレで用いる投資指標の、基本的な読み方について解説します。
投資指標の種類は膨大な数がありますが、基本的には前よりも良くなるのか、悪くなるのか、前と変わらないか、の3つです。
前回、予想、結果の関係
FXデイトレの投資指標は、「前回」「予想」「結果」の3項目でほとんどの指標が表現されています。
「前回」というのは前回の発表で、1ヶ月ごとに発表をするのなら1ヶ月前の数値であり、1年ごとの発表なら1年前の数値です。
「予想」は、今回発表される投資指標の結果を、インターバンク・シンクタンク・各証券会社・情報機関などが予想している数値です。
各社のアナリスト・ストラテジスト・エコノミストが、この予想をしています。
FX業者の場合は、情報機関のブルームバーグまたはロイターが出す予想を採用して、自社のホームページに掲載している場合が多いです。
この「予想」によっても為替レートは動くので、無視することはできません。
特に「結果」が発表される30分~直前には、予想を元に為替レートが大きく動くことも少なくありません。
「結果」は、今回の投資指標そのものでありますが、ここで注目されるのは予想にどの程度近いかという点です。
予想に近い数値であれば、ほとんどの場合発表直後の数分だけ値が乱高下し、そのあとは何ごとも無かったかのように為替レートが推移します。
一方で、予想と大きく外れた結果が出た場合、大きなトレンドを生み出す起点となります。
実際、為替チャートが急に大きく動き出している時間帯を調べてみると、予想外の投資指標が発表された時であることが非常に多いです。
値動きの予想
投資指標の発表結果を受けて為替レートがどのように動くかは、よほど分かりやすいものでもない限り誰にも予想はできません。
例えば、とある投資指標の予想が円高に進む要因になりうるとします。
具体例を上げれば、日本の失業率が低下すると予想されているような場合です。
そして実際に、予想通り失業率が低下している数値が発表されたとします。
さて、発表後に円高に進むでしょうか。
その答えは「分からない」です。
なぜかと言うと、為替相場の参加者は日本の失業率が低下している可能性が高いことを事前の「予想」から知っていたわけなので、多くの投資家は失業率が低下するものと想定して、失業率の発表前に売買をしているからです。
もし、発表された数値が事前の予想とほとんど変わらない数値であれは、失業率に焦点を当てた売買はすでに終了しているので、いまさら為替レートは動かない可能性が高いです。
一方で、予想通りの数値が発表されたその後に仕掛けようと考えていた巨大資金を持った勢力がいたならば、為替レートはその勢力が仕掛けた方向に動くこともあります。
それは円高方向かもしれないですし、円安方向かもしれません。
煙に巻いたような話ですが、予想通り、あるいは想定内の数値幅であるときほど、その後の値動きは全く読めないのです。
一方で、失業率が予想をはるかに超えて悪化していたり改善していたりすれば、世界中の投資家が円高か円安のどちらかに一気に傾くので、巨大資金の投資家の思惑など関係なく為替レートが動いていきます。
このように、よほど分かりやすい結果でもない限り、投資指標の発表後の値動きは予想できないものと考えて行動した方が良いのです。
投資指標の発表時刻とのタイムラグ
投資指標の発表時刻とチャートを見比べてみると、投資指標が発表されてから30分や1時間ほど時間を空けて為替レートが動き出していることがあります。
他の指標などが発表されたのかと思っても、為替が影響を受けそうなものは他に見当たりません。
つまり、投資指標の発表内容が為替レートに反映されるまでにタイムラグがある場合があるのです。
影響力の強い投資指標が発表された時は、直後に値動きがなかったとしても発表後から30分~1時間後くらいまでは様子を見た方が良いです。
この理由としては、いろいろと考えられます。
例えば巨大資金を持つ投資家や機関投資が、投資指標の結果を精査して売買行動に移すまでに時間がかかった場合や、投資指標を受けて特定の株式が買われ、連鎖するように他の銘柄が買われた結果株式市場全体が動き出し、それに合わせて為替レートも変動を始めた、などです。
理由については不明確な部分が多いですが、少なくとも投資指標と為替レートの変動の開始までにタイムラグが生じることがあるのは紛れもない事実です。
投資指標を売買の参考にする時は、そのような性質があることも覚えておきましょう。
FXデイトレで毎月1度の重要指標
FXのトレードを行っている投資家の全てが最も注目している投資指標が、日本時間で毎月第1金曜日の夜に発表されるアメリカ雇用統計(非農業部門雇用者数および失業率)です。
非農業部門雇用者数とは、農業以外の仕事に従事している雇用者の数です。
アメリカは世界で最も経済力のある国なので、アメリカ経済の動向は世界中の為替レートや株式市場に対して大きな影響力を持っています。
なぜアメリカ雇用統計が重要か
アメリカの経済動向を最も端的にかつリアルに映し出すのが、アメリカ雇用統計です。
アメリカ経済が上向けば、アメリカの企業と取引している世界中の企業も調子付き、アメリカ経済が下向けばその逆となります。
そのため、アメリカの経済動向を表しているアメリカ雇用統計は非常に重要な投資指標なのです。
アメリカの景気がよければ仕事が増えるので非農業部門雇用者数は増え、逆に不景気ならば仕事は減るので非農業部門雇用者数は減っていきます(実際には増加数が少なくなる。アメリカの人口は増え続けており、非農業部門雇用者数も常に増え続けているため)。
また、非農業部門雇用者数が発表される時は、アメリカの失業率も同時に発表されます。
アメリカ雇用統計がもたらす影響
アメリカ雇用統計では、非農業部門雇用者数と失業率、この二つの2大景気指標が発表されるので、発表される日は発表時刻前から為替レートは非常に荒々しい値動きになります。
発表直後に1円も為替レートが動くことも珍しくありません。
場合によっては、その後数週間続く長期トレンドの起点にも、過去に幾度となくなってきました。
特に円高に傾いていたり、円安に傾いていたりいう場面で反転しようものならその勢いは凄まじいことになります。
アメリカ雇用統計の発表日を前後して、トレード戦略を変更する準備も怠らないようにしましょう。
アメリカ雇用統計を予測する
非農業部門雇用者数や失業率は、前日や前々日に発表される他の投資指標で予測を立てることができます。
その先行指標として注目されるのが、「ADP雇用統計」「新規失業保険申請件数」「失業保険継続受給者数」である。
「ADP雇用統計」は、非農業部門雇用者数や失業率が発表される前日の毎月第1木曜日あるいは前々日の毎月第1水曜日に発表される指標で、アメリカの民間の給与計算アウトソーシング会社であるADP(Automatic Data Processing社)が発表する指標です。
ADP雇用統計は、そもそもADP社が自社のデータを利用して非農業部門雇用者数を予測しようとして作られた指標です。
ADP雇用統計における雇用者の増加数が多ければ、非農業部門雇用者数の増加数も同じように多いと考えられます。
とはいえ、必ずしもADP雇用統計と非農業部門雇用者数が同じような数値を示す訳ではないので、過信はしない方が良いとされています。
また、「新規失業保険申請件数」が多ければ新たに失業した労働者が多いことを示し、「失業保険継続受給者数」が多ければ失業者が多いことを示します。
従って、こられの数値から失業率がどうなるかが予測できます。
以下は、2017年2月から7月までの各投資指標を一覧にしたものです。
発表日 | ADP雇用統計(千人) | 新規失業保険申請件数(万件) | 失業保険継続受給者数(万人) | 非農業部門雇用者数(千人) | 失業率(%) |
2/1 | +246 | ||||
2/2 | 24.6 | 206.4 | |||
2/3 | +227 | 4.8 | |||
2/9 | 23.4 | 207.8 | |||
2/16 | 23.9 | 207.6 | |||
2/23 | 24.4 | 206.0 | |||
3/2 | 22.3 | 206.6 | |||
3/8 | +298 | ||||
3/9 | 24.3 | 205.8 | |||
3/10 | +235 | 4.7 | |||
3/16 | 24.1 | 203.0 | |||
3/23 | 25.8 | 200.0 | |||
3/30 | 25.8 | 205.2 | |||
4/5 | +263 | ||||
4/6 | 23.4 | 202.8 | |||
4/7 | +98 | 4.5 | |||
4/13 | 23.4 | 202.8 | |||
4/20 | 24.4 | 197.9 | |||
4/27 | 25.7 | 198.8 | |||
5/3 | +177 | ||||
5/4 | 23.8 | 196.4 | |||
5/5 | +211 | 4.4 | |||
5/11 | 23.6 | 191.8 | |||
5/18 | 23.2 | 189.8 | |||
5/25 | 23.4 | 192.3 | |||
6/1 | +253 | 24.8 | 191.5 | ||
6/2 | +138 | 4.3 | |||
6/8 | 24.5 | 191.7 | |||
6/15 | 23.7 | 193.5 | |||
6/22 | 24.1 | 194.4 | |||
6/29 | 24.4 | 194.8 | |||
7/6 | +158 | 24.8 | 195.6 | ||
7/7 | +222 | 4.3 |
データを見ると、ADP雇用統計と非農業部門雇用者数はたまに乖離した数値を示すことがあるものの、非常に近い値を示すことも少なくないことが分かります。
新規失業保険申請件数は、23~25万件を行ったり来たりしていて特徴的な変化は見られません。
一方で、失業保険継続受給者数は200万人台から190万人台に徐々に減って来ており、それに合わせるように失業率も4.8%から4.3%にまで減ってきていることが分かります。
以上から、最近では非農業部門雇用者数について「ADP雇用統計」が外れることはあるものの、参考程度にはなる先行指標であると言え、失業率については「失業保険継続受給者数」が先行指標して予測に十分に役立つと言えるでしょう。
FXデイトレで重視されやすい投資指標
FXのデイトレで重視されやすい投資指標について解説します。
失業率
失業率は、その国の経済状態を知る上で非常に分かりやすいため、どの国の失業率もその国の通貨に対する投資指標として非常に重視されます。
アメリカの失業率は全通貨に対して大きな影響を持ちますが、他の国の失業率はその国の通貨またはその国が採用している通貨に対して影響力を持ちます。
とはいえ、経済規模の大きい日本の失業率やドイツの失業率は、他の通貨に対しても少なからず影響します。
従って、経済規模の大きな国が失業率を発表する時は、アメリカの失業率の時と同様、為替レートに大きな変動が起きる可能性があることを忘れないようにしましょう。
政策金利
政策金利は、その国の通貨の人気を決定付ける最重要項目です。
政策金利とは、その国の中央銀行の金利で、その通貨を持っているとどのくらいの金利がもらえるかを示しています。
政策金利が上がればその国の通貨に人気が集まりどんどん買われ、政策金利が下がれば逆にその国の通貨は不人気になり売られてしまいます。
例えばオーストラリアの政策金利が上がれば、豪ドルが買われるので豪ドル高円安になり、オーストラリアの政策金利が下がれば豪ドルが売られるので豪ドル安円高になります。
政策金利は、変わらない時は何年も変化しませんが、変わった時の影響は大きいだけに毎回必ず確認するようにしましょう。
各国のその他の指標
経済指標は各国が独自に発表しているため、共通の指標もあればその国しか算出していない指標もあります。
また、似たような指標でも算出方法が違ったり、同じ種類の指標のはずなのに国によって呼び方が違ったりします。
慣れないと混乱してしまいますが、影響力の大きな指標というのはそれほど多くないので、自分が扱う通貨ペアに合わせて影響力の大きな指標はどれなのか確認しておきましょう。
FXデイトレで投資指標と同じように注目されること
FXのデイトレでは、時として投資指標と同じかそれ以上に注目される事柄があります。
それは「中央銀行総裁講演」と「国の代表者の発言」です。
中央銀行総裁講演
各国の中央銀行の総裁、つまり金融トップの発言は、その国の金融政策の方向性を決めるものなので注目されます。
特に金融危機に陥った状態では、中央銀行総裁の講演内容や金融政策決定会合の議事録の一言一句に注目が集まります。
例えばギリシャが財政危機に陥った2010年には、ユーロ経済圏がギリシャに対して金融支援をするのかどうか、支援するとしたらどの程度の規模なのか、各国の中央銀行総裁や欧州中央銀行(ECB)総裁の講演・発言がなされるたびに為替レートは乱高下します。
中央銀行総裁講演の時間は、FXの投資指標カレンダーにも記載されています。
しかしながら、講演の内容はすぐに分かるわけではありません。
例えば1時間の講演時間が設定されていて、その中で金融関係者が知りたい情報をいつ発言するかは講演者本人にしか分かりません。
講演開始後1分で発言されるかもしれないし、講演半ばかもしれません。
場合によっては講演の最後や、欲しい発言が無いと言う場合もあります。
従って、講演時間中はいつ為替レートの変動が起きるか分からず、トレードをするにはリスクが非常に大きいです。
国の代表者の発言
各国の代表者の発言も、注目される場合があります。
中央銀行総裁講演ほどではありませんが、重要な政策を国の代表者が発表する場合は、全世界の金融関係者からの注目は大きくなります。
日本で言えば総理大臣、アメリカで言えば大統領です。
特に注目されるのは、政権が交代したあとの会見です。
政権により金融政策が180度変化することもあるため、どのような金融政策を打ち出してくるのか金融関係者は戦々恐々として見守ることになります。
FXデイトレ用の最新経済指標が見られるサイト
FXデイトレ用の最新経済指標を、いち早く確認できるサイトを紹介します。
FX口座を持っていれば口座システムの中で経済指標を確認できますが、まだ持っていないのならば下記のサイトを利用すると良いでしょう。
DailyFX 経済指標カレンダー
DailyFXは、海外の経済指標などを提供しているサイトで、IGグループの一つであります※。
指標の発表が比較的早く、サイトのデザインも非常にシンプルで見やすいです。
全て英語で表記されているので慣れないと見にくいかもしれませんが、経済指標を確認するだけであれば英語が苦手でも問題ないでしょう。
各経済指標については、「Importance」としてその指標の重要性が「High」「Medium」「Low」と3つに区分けされており、為替レートへのインパクトの強さがある程度判別できます。
また各経済指標の発表予定を、Googleカレンダー・Yahoo!カレンダー・iCalカレンダー・Outlook カレンダーにワンタッチで追加することができるのも便利です。
出典: https://www.dailyfx.com/calendar
※IGグループは、ロンドンを本拠地とする40年以上の歴史があるグローバル金融サービスプロバイダーで、日本ではIG証券などの拠点を持ちます。
FRB Federal Reserve Banks アメリカ中央銀行のホームページ
世界の為替や経済に対して最も影響力があるアメリカの経済状態を知るのに最適なサイトが、FRB Federal Reserve Banks アメリカ中央銀行のホームページです。
アメリカの金融政策を決定するFOMC(連邦公開市場委員会)の会合内容や、アメリカの地区連銀がまとめたベージュブック(地区連銀経済報告)などの原文を読むことができます。
英語なので敷居は高いものの、FX会社や証券会社のアナリスト・経済評論家の意見が混ざっていない純粋な経済資料から自分で世界経済の先行きを見定めたい人には必須のサイトです。
FRB Federal Reserve Banksのサイトへ
GMOクリック証券 経済カレンダー
GMOクリック証券は、ホームページで投資指標を「経済カレンダー」にまとめて掲載しており、会員以外にも見られるように公開しています。
投資指標の重要度が★1から★5までで表現され、国別や重要度別に指標にフィルターをかけることもできます。
出典 : https://www.click-sec.com/corp/guide/fxneo/cal/201707.html
経済カレンダーはデータを何年も遡ることができるので、過去の投資指標の数値を調べるのにも役立つでしょう。
もちろん日本語表記なので、上記で紹介したDailyFXだと分かりにくいと言う人はGMOクリック証券をおすすめします。
ただし、投資指標が発表されてから経済カレンダーが更新されるまでに1分から数分程度のタイムラグがあるので、発表直後に勝負をしかけたいという投資家には物足りないと感じるかも知れません。
GMOクリック証券は、国内ではFXの売買手数料も業界最低水準であり通貨ペアも豊富なので、まだFX口座を持っていないなら口座を作る候補として検討してもよいでしょう。
投資指標を活用して利益を追求しよう
投資指標は、上手く活用できれば利益を追求できますし、リスクを回避することができます。
しかし、投資指標をFXのデイトレで生かすには、投資指標の発表が為替レートに対してどのような影響を及ぼすのか学び、さらに発表後の実際の値動きを見ると言う経験を積む必要があります。
とはいうものの、同じような投資指標の数値が発表されたとしても、経済環境や相場環境が変わっていれば為替レートの変動の仕方も変わってきます。
そのため、投資指標とチャートを見比べていると何故そのような値動きになるのか混乱することもあるでしょう。
FXのデイトレで成功するには、投資指標を過信し過ぎず、かと言って軽く見ることもせず、上手く付き合っていく姿勢が求められます。
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