本日節分の2月3日。
みなさんは現在の仮想通貨市場の現状をご存知でしょうか?
去年の11月頃の勢いはどこへやら、今年1月に入って各国の仮想通貨規制やコインチェックによる顧客資産流出など、様々な悪材料が重なり、ビットコインをはじめとした仮想通貨は軒並み大暴落をしています。
私Y作も含み益のほとんどを溶かしてしまい、仮想通貨の夢から覚めつつあるところです(;_;)
XMでも去年から仮想通貨取引が可能となったことはこのブログでお伝えした通りですが、実は投資家保護の為に去年12月に仮想通貨取引を停止していました。
今回はXMがなぜその判断に至ったかを解説したいと思います。
12月 全ての仮想通貨取引を停止
XMでは以下の仮想通貨が取引可能となっていました。
- ビットコイン(BTC/USD)
- イーサリアム(ETH/USD)
- ライトコイン(LTC/USD)
- ダッシュ(DSH/USD)
- リップル(XRP/USD)
XMは12月中旬にそれら全ての新規注文を停止し、決済注文のみ可能としました。
そして、日本時間の12月23日午前1時時点でポジションが残っている場合、その時点の市場価格で強制決済という処置が取られました。
この強行処置の理由として、XMは以下のように説明しています。
- 現在、仮想通貨市場では信頼性の高いリクイディティープロバイダーの存在に欠けるため、XMが現在お客様に実感いただいている最高基準にある執行品質の提供が困難となる可能性がございます。
- 信頼性の高いリクイディティープロバイダーの不在は、お客様の利益と弊社を保護する厳格なリスク管理方針に沿わない一方で、XMの方針に基き弊社は信頼性の高い一流機関及びリクイディティープロバイダーとのみ取引を行う必要がございます。
- 弊社では、大きく拡大するスプレッドや取引および/もしくは価格崩壊につながる仮想通貨価格の非常に激しい値動きにより、仮想通貨CFD商品を取引なさるお客様にて損失が及ぶことを懸念しております。様々な取引所における仮想通貨価格には大きな差異もしばしばございます。
リクイディティープロバイダーとは、FX業者が顧客から受けた注文を流すところであり、FX業者に対して取引プラットフォーム上に提示されるレートの元となる価格を提供する存在のことです。
為替市場であれば世界規模の大手銀行がそれに当たり、提示されるレートも信頼性が高いですが、仮想通貨市場はまだ未成熟な市場であり、それに当たる存在がない為、顧客に公正なレートを提供できない、つまり、顧客に不公平かつ不利なトレードを強いてしまうということですね。
簡単にいうと、仮想通貨市場のような信頼性の乏しい不安定な市場で顧客に取引させるわけにはいかないという判断です。
この一方的な決定で憤慨したトレーダーは当時はいたでしょうが、仮想通貨の現状を考えるとそれで良かったのではないかと感じざるを得ません。
結果論ではありますが、もし仮想通貨のロングポジションを保有していれば、今回の大暴落で大損していたことは容易に想像できます。
最後にXMは仮想通貨取引停止の判断をこう釈明しています。↓
“XMは執行方針、リスク管理及び現状不安定とみなされる取引環境において保有される金融ポジションについて妥協を許さない姿勢でおります。”
Y作
自社の利益より投資家保護を最優先に考えた上での判断です。
あくまで私の主観ですが、今回のXMの対応は、利益優先で投資家保護をないがしろにするどこぞやの仮想通貨取引所に比べたら、よっぽど好感が持てますね!
仮想通貨はまだまだ若い未成熟な市場であり、取引所のセキュリティや万が一の場合の補償、法律の整備など、課題は山積みです。
それら課題がある程度解決され、市場として成熟してきたときに、XMで仮想通貨が取引再開されることを期待します。
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しかも驚くべきことに「追証なし」となっているため、証拠金以上の損失を出す可能性もありません。一発狙いでトレードをする価値は大いにあると思います!
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