XMでは為替取引だけでなく、 CFDで金や原油などの取引ができることはご存知でしょうか?
多くの方はXMで為替取引をメインにしていて、CFDをしている方はそれほど多くはないと思います。
今回はXMでできるCFDについて、分かりやすく解説していきたいと思います!
Y作
Contents
CFDとは?
CFDとは一つの口座で世界中の資産に投資ができる金融商品です。
つまり、金取引用の口座や原油取引用の口座がそれぞれ必要になるわけでなく、XMの口座が一つあれば金や原油などの取引ができてしまうのです。
また、CFDは Contract for Difference の略で、「差金決済取引」を意味します。
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つまり、現物を保有することなくトレードすることが可能であり、その意味ではFXも差金決済に該当します。
また、CFDではFX同様「証拠金取引」が可能であり、レバレッジを効かせて大きな取引をすることが可能です。
ただし、FXとCFDではレバレッジの計算方法が大きく異なりますので、注意が必要です。
CFDのレバレッジは最大888倍ではない!
XMの売りは何と言ってもその最大レバレッジの高さですが、それはあくまでFXで適用されるレバレッジであり、CFDでは適用されません。
CFDの必要証拠金は次の計算式で計算されます。
必要証拠金=ロット数 × コントラクトサイズ × オープン価格 × 証拠金率
※コントラクトサイズ・・・1ロットあたりの取引単位
例えば、コモディティのココア(COCOA)を1ロットロングする場合の必要証拠金を計算してみます。
現在オープン価格=2,343ドル、必要証拠金率2%なので・・・
必要証拠金=1 × 1 × 2,343ドル × 2%=46.86ドルとなります。
証拠金率は商品によって異なりますが、ココアの証拠金率は2%なので、レバレッジは50倍ということになります。
XMのCFDでトレードできるものは?
CFDでトレードできるものは、大きく分けて次の5つです。
- コモディティ
- 株式指数
- 貴金属
- エネルギー
- 仮想通貨
コモディティ
コモディティは砂糖、小麦、トウモロコシなど、農作物の取引ができます。
農作物は分散投資やリスク管理の観点から有効な金融派生商品として何世紀もの間取引されており、現在でも投資家の間で高い人気を誇ります。
コモディティの必要証拠金率は一律2%、レバレッジは50倍となっています。
株式指数
世界各国の様々な現物株式指数、先物株式指数の取引ができます。
株価指数、または株式指数とも呼ばれるものは、実際の株式市場の指数であり、株式市場の特定の部門の価値を測定するものです。
これらは構成銘柄の実際の部門に属する株式の加重平均値を元に計算されます。
株式指数は、NSDAQ等の特定の株式市場を象徴するほか、アメリカのS&P500やイギリスのFTSE100、もしくは日本のNikkei225等のように、その国の経済を担う大企業群を表したりします。
指数は、特定の株式市場や国の経済活動の全般的な方向性を表すことを目的としています。
しかしながら、株式指数が会社の集まりから構成されていることにより、特定の会社の大きな動きや取引による特定のセクターの大きな動きによる影響を強く受けます。
必要証拠金は銘柄によって異なりますが、1%の銘柄が多いです。
必要証拠金1%でしたら、レバレッジは100倍となります。
貴金属
金、銀の現物取引や、パラジウム、プラチナの先物取引が可能です。
貴金属、特にゴールドは常に富の象徴です。
ゴールドが物々交換に用いられていた有史前の時代から何世紀もの間、純度と重量固定の硬貨や延べ棒、金塊は貴重な需要の多い資産であり続けています。
最初の金貨が作り出されたのは紀元前600年であり、通貨交換(金基準)としての利用は1930年代まで続きました。
誘電性が高く、可鍛性がある金属であるゴールドは他の成分に反応しないため、宝石から商業科学、電子機器や薬剤まで様々な業界で利用されています。
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通貨交換取引の他、ゴールドやその他の貴金属に長期投資することは、インフレの時期や経済・政治的不安定な時にリスク管理のポートフォリオを組む上で世界的に人気のある方法です。
貴金属のうち、金と銀は先程ご説明したCFDのレバレッジ計算は適用されず、口座のレバレッジが適用されるので、最大888倍のレバレッジをかけることができます。
パラジウムとプラチナは必要証拠金率4.5%であり、レバレッジは22.2倍です。
※金の取引に関してはこちらで詳しく解説しています↓↓
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エネルギー
原油や天然ガスの取引が可能です。
エネルギー価格の最も典型的な特徴は、高い変動性にあります。
これは、多数の政治的・環境的要因が影響を与えるために起こります。
需要・供給要因もまたエネルギー価格に影響し、最大要因としては、世界経済成長が挙げられます。
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経済的な変化に加え、異常気象もエネルギーに重大な影響を及ぼす場合があり、原油、天然ガス、または灯油の供給停止につながります。
結果として、こうした状況はエネルギーに関連した多くの消費者サービスの需要を減少・増加させることになります。
さらに、天然ガス地域における政情不安により、世界のエネルギー価格は大きく左右されます。
原油は国際化された24時間開かれた市場で、その価格は絶えず動き続けます。
このため、速い動きを求め、原油価格の取引をする最も簡単な方法としてCFDを選ぶデイトレーダーにとって、原油は理想的な商品となっています。
必要証拠金率は1.5%のものと3%のものがあります。
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仮想通貨
2017年はビットコインをはじめとした仮想通貨が軒並み暴騰し、多くの方が仮想通貨投資を始めましたね。
XMでもビットコイン、イーサリアム、ライトコイン、ダッシュ、リップルの取引が可能になりましたが、不安定な市場で顧客に取引させることは危険だと判断され、一時期取引停止になりましたが、現在取引は再開されています。
仮想通貨は必要証拠金率20%であり、レバレッジは5倍です。
※仮想通貨の取引に関してはこちらで詳しく解説しています↓↓
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実際にCFD取引するには?
CFD取引はFXと同様に、気配値表示にトレードしたい銘柄を表示させ、FXと同じような感じで売買することができます。
例として、「金(GOLD)」を表示させる方法をご説明します。
パソコン
①メタトレーダーの「気配値表示」の「追加する」に「GOLD」と入力します。
②「GOLD」が追加されました。
スマホ
①メタトレーダーの気配値表示画面の「+」をタップします。
②「GOLD」は「CFDs /Spot Metals」に該当するので、それをタップします。
③「GOLD」をタップします。
④「GOLD」が追加されました。
XMで取引可能な銘柄、銘柄のアルファベット表記についてはXMのホームページから確認ください!
→https://www.xmtrading.com/jp/commodities
まとめ
今回のポイントは次の3つです!
- XMではたった一つの口座で、55種類以上の通貨ペアならびに貴金属、エネルギー、株価指数および個別株のCFD商品の取引が可能!
- CFD取引のレバレッジ計算はFXとは異なるので注意が必要!
- 取引方法はFX同様で非常に簡単!
今までFXしかしてこなかった方、一度CFD取引を試してみてはいかがですか?
自分のトレードスタイルにぴったりとはまる銘柄があるかもしれませんよ!
XMの口座開設方法についてはこちらをどうぞ↓↓
>>>XMの口座開設方法(失敗しない口座タイプと取引ツールの選び方)
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