こんにちは、Y作です。
WTI原油先物(5月限)の終値が、史上初マイナス価格で引けたとして、市場で大きな話題となったのは記憶に新しいと思います。
先物取引には限月(げんげつ)つまり満期が存在し、満期日前には相場のボラティリティが大きくなる傾向があります。
WTI原油先物(5月限)の暴落の原因も簡単にいうと「期日前の投げ売りによる暴落」であり、それにより大きな損失を被り追証となったトレーダーも多くいたみたいです。↓↓
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Contents
先物取引とは?
そもそも先物取引とは、ある商品(原資産)を、将来の決められた日(期日)に、取引の時点で決められた価格で売買することを約束する取引を言います。
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- 価格変動に対するリスクヘッジ
- 公正な価格形成
価格変動に対するリスクヘッジ
商品が生産されると、市場で売買されます。
市場では需要と供給のバランスにより商品の値段が決定されますので、商品が余っていれば価格は下がり、商品が不足すれば価格は上がります。
しかし、あまりにも価格が不安定であり続けると、生産者にとって不安が大きく、経済的にも不安定になってしまいます。
そこで価格変動リスクに対するリスクヘッジが必要になるというわけです。
現物取引で買い付けたものは、先物取引で売りつなげ、現物取引で売りつけたものは、先物取引で買いつなぐことで、価格を固定化しリスクヘッジを実現できるのです。
公正な価格形成
商品先物取引市場では、商品が余れば安くなり、不足すれば高くなります。
しかし、必ずしも生産と消費のバランスだけでなく、原料などの生産コストの価格によっても値段が変わるリスクがあります。
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先物取引市場では、数多くの取引参加者が、未来において実現するであると予想する価格について売りまたは買いの注文を出し合い、その結果として価格形成が行われます。
このようにして形成される価格は、価格について利害関係のある特定の主体、数少ない主体によって決められる価格より公正なものとなるのです。
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以上2つが先物取引の目的ですが、多くの取引参加者はリスクヘッジではなく投資目的で先物取引を行います。
価格が上がると思えば買いから入り、下がると思えば売りから入った後、期日までに反対売買することにより、利益を得ることができるからです。
先物取引の対象となる商品には農作物や株式指数など数多く存在し、原油もそのうちの一つというわけです。
WTI原油先物の具体的な商品性についてはこちら↓↓で詳しく解説していますので、ここでは割愛します。
>>>海外FX XMで「WTI原油先物」をレバレッジ66倍で取引可能!原油先物の商品性と取引方法ご紹介
原油先物でネックとなる「限月」とは?
普段株取引やFXをしている方には馴染みがないと思いますが、先物取引には「限月」が存在します。
限月とは、先物取引やオプション取引において、先物の期限が満了する月のことです。
例えば、6月に期限が満了する取引であれば6月が限月であり、「6月限(ギリ)」という言い方をします。
原油の限月は毎月存在します。(ちなみに日本の債券・株式先物取引の限月は3、6、9、12月)
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そもそも先物取引は、将来の一定の期日に受け渡しを行う約束のもと、その価格だけ今決めてしまおうという取引ですので、原則的には必ず期日(期限)があります。
ですので、先物取引では期日前に反対売買をするか、期日に受渡しをしなければなりません。
投資目的の場合は実際に商品そのものを必要とするわけではありませんので、期日前に反対売買をする必要があるのです。
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期日前のリスクと4/20WTI原油先物の値動き
満期日やその前日などは、先物とオプションの決済がからんだ取引が活発になり、取引量も増加し相場が荒れやすいとされています。
4/21に取引を終えるWTI原油先物(5月限)は、まさに前日4/20に大暴落し、史上初めて価格がマイナスとなりました。
新型コロナウィルスによる経済の停滞で原油需要が急減する中、原油の貯蔵余力が限界に近づいており、保管場所のないファンドが投げ売りした為です。
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その時の値動きがこちらです。↓↓
時系列でいうとこんな感じです。↓↓
- 4/20 朝から売りが先行したが、午後から売りに拍車がかかる。
- 正午(日本時間午前1時)すぎに10ドルを割ると、10分おきに1ドル下がる展開に。
- 午後2時(日本時間午前3時)すぎに節目の0ドルを割ると、午後2時30分(日本時間午前3時半)には一気にマイナス40ドル強まで暴落。
- 4/20のWTI原油先物の期近5月物の清算値は1バレルー37.63ドルで、前日から55.9ドル下落。
この値動きは5月物だけの局所的な話で、6月物はマイナスにはなっていませんが、世界を代表する国際商品市場で極めて異例の事態であり、市場に大きな衝撃を与えました。
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僕が原油先物(WTI)を限月なしで取引している方法
国内CFD業者では基本的に限月が満期を迎えたタイミングで、次の期近の価格にロールオーバーされます。
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これでは期日前のボラティリティの高さというリスクに常にさらされていることになります。
そこで今回お勧めするのが海外FX業者のGEM FOREX(ゲムフォレックス)です。
GEM FOREXはFX業者でありながらFX口座でCFD商品の取引が可能であり、WTI原油先物の取引も可能です。
そしてなんと、限月なく取引が可能なのです!!
どういうことかGEM FOREXのサポートに確認したところ、次のような返答がありました。
「値動きは現市場のWTIに連動しますが、満期日までの期間等計算
これだけではよく分からないので、4/20のGEM FOREXの配信レートをご覧ください。↓↓
このチャートはほぼ6月限のチャートとほぼ同じであり、6月限のものにほぼほぼ連動しているようです。
5月限のような暴落、ましてはマイナスをつけるなんてことにはなっていません。
このチャートでの最安値は4/21の7ドル前半です。
要するに期日前の高ボラティリティのリスクにさらされていないのです。
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追証なしの為借金を抱えることはない
限月なしもさることながら、GEM FOREXではゼロカット・追証なしという大きなメリットがあります。
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つまり一時的に大きな損失を抱え、口座残高がマイナスになったとしても、マイナス分はカットされる為、入金した資金以上に損することがないのです。
一方、国内CFD業者には一般的に追証があり、今回のWTI原油先物暴落により追証が発生しているトレーダーは数多くいます。
国内CFD大手のDMM CFD、GMOクリック証券ともに当たり前のように追証ルールを記載しています。↓↓
DMM CFD↓↓
GMOクリック証券↓↓
追証が予期せず大きくなってしまった場合、借金をしなければいけない場合もあるかも知れません。
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限月なし・追証なしで安定したトレードをしよう!
以上が限月なし・追証なしでWTI原油先物をトレードする方法です。
GEM FOREXを使えば、国内CFD業者を使うよりはるかにWTI原油先物を安定して取引できることがお分かり頂けましたでしょうか?
もちろん今回の暴落は5月限の期日前の局所的なお話ですが、今後の情勢次第では、期日前でなくとも乱高下することがあり得ます。
WTI原油先物のトレードをお考えの方は、くれぐれも慎重にご判断ください!
より具体的にGEM FOREXがどんな業者かを知りたい方はこちらをご覧ください。↓↓
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GEM FOREXの口座開設方法はこちらで詳しく解説しています。↓↓
>>>海外FX業者 GEM FOREX(ゲムフォレックス)の口座タイプと開設方法解説!
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