海外FXのトレーダーが必ずしも直面する問題と言えば海外FX業者のスプレッドの広さです。
Y作
スプレッドは、FX業者を選択する上で重要なファクター。
海外FXでオススメしているXMをはじめ、海外FXのスプレッドは国内FXに比べて広い為、トレードするメリットがないと考えている方もいらっしゃると思います。
そこで今回は、XMのスプレッドは実際のところどのくらい広いのか、またその対処方法についてまとめておきます。
Contents
XMの主要通貨ペアのスプレッドはどのくらい広いのか
百聞は一見に如かず。
早速XMのスプレッドを表にしてみました!
(スプレッドの単位はpipsです。)
通貨ペア | 平均スプレッド | 最小スプレッド |
USD/JPY | 1.6 | 1.0 |
EUR/JPY | 2.6 | 1.0 |
GBP/JPY | 3.5 | 1.0 |
AUD/JPY | 3.0 | 1.0 |
EUR/USD | 1.6 | 1.0 |
GBP/USD | 2.3 | 1.0 |
AUD/USD | 1.8 | 1.0 |
EUR/GBP | 2.0 | 1.0 |
見て頂くと分かる通り、XMでは平均スプレッドと最小スプレッドというものが開示されています。
これはXMに限らず、海外FX業者によくみられるスプレッド設定です。
では実際のトレードではどのスプレッドが適用されるのかという点がポイントになります。
実際に適用されるのは平均スプレッドと考えておく
実際に海外FXでトレードをしてみると分かりますが、トレードは基本的に平均スプレッドが適用されると考えておいて問題ありません。
ここで平均と書かれているのが少し気になりますが、これは朝方等の流動性が少ない時間帯や、経済指標発表時などボラティリティが激しい時間帯に、さらに開いたスプレッドになることがあるためです。
Y作
逆にいうと最小スプレッドでトレードできる時間(瞬間)もあるかもしれませんが、たくさんトレードしているY作もお目にかかったことはありません 笑
Y作
海外FX(XM)と国内FXのスプレッドの違い
海外FXのスプレッドは実質的に平均スプレッドが適用されることが分かったところで、そのスプレッドがどのくらい広すぎるのか念のため確認しておきます。
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なお、ご存知の方が殆どだと思いますが、国内FX業者のスプレッドは基本的に業者ごとに固定されています。
今回は、国内最大手のGMOクリック証券のFXネオとスプレッドの比較をしてみましょう。
通貨ペア | XM平均スプレッド | FXネオ固定スプレッド |
USD/JPY | 1.6 | 0.3 |
EUR/JPY | 2.6 | 0.5 |
GBP/JPY | 3.5 | 1.0 |
AUD/JPY | 3.0 | 0.7 |
EUR/USD | 1.6 | 0.4 |
GBP/USD | 2.3 | 1.0 |
AUD/USD | 1.8 | 0.9 |
EUR/GBP | 2.0 | 1.0 |
その差は歴然ですね・・・
XMの最小スプレッドですらFXネオの固定スプレッドに敵いません。
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例えば米ドル/円を1万通貨取引する場合・・・
- FXネオではポジションを保有した時点で−30円
- XMではポジションを保有した時点で−160円
となります。(XMは平均スプレッドの場合)
1万通貨、10万通貨、100万通貨とトレードを重ねていけば、スプレッドコストは次のようになります。
XM | FXネオ | |
1万通貨 | 160円 | 30円 |
10万通貨 | 1,600円 | 300円 |
100万通貨 | 16,000円 | 3,000円 |
100万通貨のトレードで、利益に13,000円の差が付くのです。
確かにスプレッドだけで見れば、XMは不利であると認めざるを得ません。
XMをスプレッドだけで判断するのは早計
しかし、XMのボーナスプログラムとロイヤルティプログラムを考慮すれば話は変わってきます。
海外FXのXMでは、入金やトレードに応じて付与されるクレジットが非常に大きいためです。
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XMのボーナスプログラム
まず、ボーナスプログラムを考えましょう。
最初に50万円入金するとすると、概算でクレジットボーナスは140,000円分付与されます。
【計算式】
1ドル=100円と仮定して、500,000円入金した場合・・・
①50,000円×100%=50,000円(最大$500分まで)
②450,000円×20%=90,000円(最大総額$5,000分まで)
①+②=140,000円
XMのロイヤルティプログラム
次に、ロイヤルティプログラムを考えます。
ロイヤルティステータスが最上級の「エリート」であれば、100万通貨で200XMPが付与されます。
200XMPをクレジットボーナスに換金すれば、約6,600円となります!
【計算式】
200XMP÷3≒66ドル
66ドル×100円=6,600円
(参考)
XMは取引をするほどクレジットがつく。ロイヤルティプログラムの攻略方法
Y作
目先のスプレッドだけではなく、トータルで考えることが重要
以上をまとめると、XMとFXネオでそれぞれ50万円を入金し、米ドル/円を100万通貨取引した場合、XMはFXネオより13,000円のスプレッドコストが余分にかかりますが、トレードに使えるクレジットボーナスを146,600円貰え、入金金額50万円と合わせると646,600円分のトレードが可能になるのです!
このように、スプレッドだけでは測れないメリットがXMにはあります。
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XMはスキャルピングには不適?
とはいえ、スキャルピングで数百円、数千円の利益をコツコツと取っていくようなトレードスタイルの場合では、利益に対するスプレッドコストの割合が大きくなる為、XMの広いスプレッドは確実に不利になります。
米ドル/円を100万通貨、500万通貨、1,000万通貨とトレードしていけば、スプレッドコストは次のようになります。
XM | FXネオ | |
100万通貨 | 16,000円 | 3,000円 |
500万通貨 | 80,000円 | 15,000円 |
1,000万通貨 | 160,000円 | 30,000円 |
1万通貨当たり500円の利益を取りにいくスキャルピング手法の場合、1,000万通貨トレードすれば、利益は50万円。
FXネオで残る利益は47万円ですが、XMで残る利益は34万円となります。
これでは豊富なボーナスプログラムを考慮しても、XMでトレードすることの魅力は薄れてしまいます。
Y作
そのため、XMでトレードする場合は、クレジットボーナスを使ってハイレバレッジでデイトレードし、大きな利益を狙いに行く私のようなトレードスタイルが一番適していると言えます。
海外FX業者間でスプレッドを徹底比較
では、スキャルを得意としているトレーダーさんはレバレッジの効率が落ちる国内FX業者を使うしかないのでしょうか?
Y作
日本人トレーダーから人気のある海外FX業者4社の平均スプレッドを比較してみました!
通貨ペア | XM | AXIORY | TitanFX | IFC Markets |
USD/JPY | 1.6 | 1.7 | 1.33 | 1.8 |
EUR/JPY | 2.6 | 2.8 | 1.74 | 2.5 |
GBP/JPY | 3.5 | 3.6 | 2.45 | 5.5 |
AUD/JPY | 3.0 | 3.0 | 2.12 | 3.5 |
EUR/USD | 1.6 | 1.7 | 1.2 | 1.8 |
GBP/USD | 2.3 | 2.4 | 1.57 | 2.0 |
AUD/USD | 1.8 | 2.0 | 1.52 | 2.0 |
EUR/GBP | 2.0 | 2.0 | 1.53 | 1.8 |
※AXIORYはスタンダード口座のスプレッドを表示
※TitanFXはスタンダード口座のスプレッドを表示
※IFC Marketsはスタンダード口座のスプレッドを表示(スプレッドは固定)
XMのスプレッドは海外の人気FX業者と比較しても決して高くはありません。
しかしながら、この4社で見た場合、TitanFX(タイタンFX)が全てのメジャー通貨ペアにおいて最も有利なスプレッドを提供していることが分かります。
Y作
スキャルピングにはTitanFXがオススメ(Y作も使い分けています)
ハイレバレッジでスキャルピングしたい方には、TitanFX(タイタンFX)をオススメします。
最大レバレッジ500倍なので、XMの888倍には及びませんが、十分大きなレバレッジでの取引が可能です。
また、XMと同様に安心のゼロカットシステム・追証なしを採用しており、入金額以上に損失を出す恐れはありません。
残念ながらXMのような豊富なボーナスキャンペーンはありませんが、単純なスプレッドの狭さだけで比較すれば大きなメリットがあります。
デイトレードはXM、スキャルピングはTitanFX(タイタンFX)のような使い分けで、最大限のパフォーマンスを引き出してみてください!
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