クラウドバンクの口コミと評判。オススメできる口座かを徹底解説

1万円からの少額投資ができるクラウドバンクですが、実際に利用している方からどんな評判を聞くのか、オススメできる口座なのかも含めてお伝えいたします。

クラウドバンクは1000円単位で追加投資が可能

まずクラウドバンクがどんなソーシャルレンディング事業者なのか、まず挙げるべき特徴としては1万円から少額投資が可能で、1万円以上投資する場合には1,000円単位で投資することができる特徴を持っています。

他のソーシャルレンディング業者であれば、投資の募集をする際にファンド毎の最低投資額が設定されており、投資額はバラバラな面がありますが、クラウドバンクはそのような事がなく、どのファンドでも1万円から投資することができます。

1万円以上からは1,000円単位で追加投資が可能であるため、ちょっと資金に余裕がある時に増額投資が可能で、持っている余裕資金を最大限に活かすことができます。

サラリーマンや主婦、パート・アルバイトの方で少しお金がある、お小遣いに余裕があるといった方、そして少しでも多く余剰資金を有効活用して増やしたいと考えている方はクラウドバンクの1,000円単位での投資を最大限に活かしていくことをオススメします。

クラウドバンクのファンドの種類

クラウドバンクは主に以下の3つの分野のファンドを用意しています。

  1. 不動産関連ファンド
  2. 中小企業支援関連ファンド
  3. 再生可能エネルギー関連ファンド

不動産関連ファンド

不動産関連ファンドは不動産に関わるファンドで、不動産の取得や開発プロジェクトに必要な資金を、クラウドバンクを通じて投資をする形となります。大手の不動産関連会社などもクラウドバンクを通じて融資を受けているために信用度が高く、投資する側も安心して投資することができるでしょう。

中小企業支援関連ファンド

中小企業支援関連ファンドは、中小企業が経営に必要な運転資金や、設備投資の資金として、クラウドバンクを通じて投資家から融資を受ける形となります。

中小企業にとっては銀行に融資を持ち掛けたとしても審査が上手く通らない場面もあり、クラウドバンクのソーシャルレンディングを通じて資金調達を図ります。銀行の審査でなくソーシャルレンディングの独自審査によって担保等が確保されれば、ファンドとして投資家から資金を募集する形となります。企業側からは資金を借りる1つの方法としてソーシャルレンディングが少しずつ認知されつつありますが、通常銀行からの借り入れよりも高い金利で借り入れを行う必要があるため、資金返済に若干のリスクがある点も特徴です。

中小企業側から利用の敷居が低いことから、実際このような中小企業支援関連ファンドの数は年々増加しており、投資家からすると投資をする時に多数の選択肢からファンド選択ができるメリットが生まれています。

しかし銀行融資を受けずにソーシャルレンディングを利用する会社としての信用力が十分なのか(確実に返済を受けることができるのか)については、ソーシャルレンディング業者であるクラウドバンクの目利きによるところが大きいです。

再生可能エネルギー関連ファンド

最後に再生可能エネルギー関連ですが、こちらも近年取扱いファンド数が増加してきています。

再生可能エネルギーとは、電力を生み出す施設から発電した電気を電力会社に売却するシステムを取っており、買取価格は国の資源エネルギー庁の調整ではありますが、株式投資や為替市場のような変動リスクがないために安定した収益を見込めるメリットがあります。

再生可能エネルギー分野には太陽光発電や風量発電、そしてバイオマス発電などがあります。

太陽光発電は太陽光パネルを利用した発電システムで、放棄地である土地を利用したパネルの設置により土地活用ができるメリットもあり、日本においても取り扱いが増えてきています。太陽光発電のファンドのデメリットとしては太陽光発電による設備維持費用です。へんぴなところであれば電線までに繋げる費用や深夜に送電設備のケーブルを狙う盗難対策も必要である事から、投資する側としてその辺りも理解しておく必要があります。とはいえ、クラウドバンクが取り扱う太陽光発電ファンドは発電の運用ではなく、イニシャルの設備費用に関わるファンドがほとんどである事から、リスクは低めとも言えます

風力発電のファンドは、大型の風力発電施設に投資する案件もあれば、最近では海洋風力発電や土地が広くなくても設置が出来る小型風力発電の投資募集もしています。

最後に、社会的にも認識され将来的にも必要とされているのがバイオマス発電関連で、最近取り扱いファンド数も増えてきています。ゴミをバイオマス発電により電力を発生し、それを売電する形となっているため、ゴミ処理につき社会的にも問題となっている日本においては、今後もバイオマス発電に関わるファンドを増えてくるだろうと予測されています。

投資家の立場からすれば、クラウドバンクは様々なファンドを取り扱っている事から、自分が「これは!」と思うファンドを選んで投資をすることができます。

投資に面白みを持たせたい方にとってはクラウドバンクの利用は楽しさを感じることでしょう。

クラウドバンクの口コミと評判

クラウドバンクの口コミや評判は実際にネット上ではどうなのかと言えば、評判は上々と言ったところでしょう。

実際にクラウドバンクでのファンドの投資募集をしてから満額成立するまでの期間は、以前に比べ短くなっている印象があります。会員数の増加や投資額の増加も右肩上がりであるために、投資をしている方はしっかりと配当を受け取っているのもわかります。

利回りにおいては平均6.7%前後を推移している事から、他にはない配当の高さに投資家からは理解を得ている状況と言えるでしょう。

また、地味にうれしいポイントは、クラウドバンクは出金手数料が無料という点です。最低出金額が1,000円になっていますが、月に回数制限はなく、クラウドバンクの個人口座から、自分の銀行口座に出金手続きをした後、約2日前後には出金が完了されます。

クラウドバンクの行政処分

人気が高いクラウドバンクですが、企業運営自体には度々問題を起こしている点は見逃せません。

2017年6月には、関東財務局による行政処分を受け、広告において事実に相違する表示があると指摘されました。

関東財務局による行政処分について(クラウドバンク)

業務改善命令として顧客に対して公平に配慮しつつ、適切かつ速やかに対応する事や再発防止策を策定し実施すること、責任の所在を明確化することや随時書面で報告する事などを指導されています。

クラウドバンクは過去においても配当の遅延などから損害賠償金を含めて投資家に返金したこともあり、長い間クラウドバンクに投資をしている方にとっては今度は何があったのかと不安視されることとなったでしょう。以前の配当遅延は、その後の同社のシステムの改善にも結び付き、結果的に信頼度は回復するようになりましたが、今回の行政処分を受けたことにより、クラウドバンク1社だけに投資するのは様子を見た方がいいと言えるでしょう。

「ソーシャルレンディングは分散投資が基本」という大原則を思い起こさせる一件となりました。

まとめ

クラウドバンクの特徴をまとめると以下の通りです。

  • 1万円以上からは1,000円単位での少額投資も可能で、余剰資金を最大限投資に回すことができる。
  • 取扱いファンドの種類が豊富で、今後有望な市場のファンドを多数抱えている
  • 出金手数料が完全無料

クラウドバンクが1万円からの少額投資だけでなく、分配金も適切の支払われている事から、全体として口コミや評判では悪い噂は流れていないのが現状です。

しかし、最近では関東財務局より行政処分として指摘を受けたこともあったことから、全ての投資資金をクラウドバンク一社に託してしまうような事は、個人的にお勧めできません。行政処分を受けたからと言って、営業停止を受けたわけではなく、今まで通りにファンド募集を継続してはいますが、ソーシャルレンディング投資は新しい投資分野である以上、最終的な投資責任は投資家の私たちにある意識を常に持って資産運用をする必要はあると管理人は考えています。

>>不動産・中小企業支援・再生可能エネルギーのSLなら、クラウドバンク

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